足裏アーチを復活させて地面からの衝撃を吸収させよう!

長く歩いていると、足裏がジンジンと痛くなってきます。
足裏の仕組みを知って、痛みを回避させましょう。

足が疲れやすい二つの理由

足が疲れやすくなっているのは、車両やエスカレーターなどの利用で運動不足が一つの理由。
そしてもう一つの理由が足裏の筋肉が弱くなり、足裏アーチの崩れによる全身への衝撃によるものです。

どうして足裏アーチが崩れてしまうのでしょうか?

子供のころの遊び方なども影響しています。
裸足で足の指をしっかり使うことが、きれいな足裏アーチに作られていたのですが、最近は外で遊ぶことも少なくなりつつあります。

歩くことで起こる重心移動は、ダイレクトに足裏に反映されます。
もし、足裏アーチが完全にできていなかったら、一歩一歩踏み出すときの衝撃は全身に影響するのです。

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足裏アーチの構造とは

足裏は繊維状の靭帯でつながれ筋肉に支えられた、次の3つのアーチで成り立っています。

  1. 内側の縦のアーチ
  2. 親指の付け根からかかとに向かって走る縦のライン。(土踏まずの部分です)

  3. 外側の縦アーチ
  4. 足の外側、小指の付け根からかかとに向かって走る縦のライン。

  5. 指の下の横アーチ
  6. 小指の付け根から親指の付け根をつなぐ、横のライン。

    この3つのアーチがドーム状にゆるい弧を描き、1の「親指の付け根」と、2の「小指の付け根」そして「かかと」の3点に身体の重心が分散され、しっかりと安定した姿勢がとれるような仕組みになっています。
    この3点がアーチ状の構造になり、地面から受ける衝撃を吸収しているのです。

    つまり、正しい足裏というものは、土踏まず以外の部分が地面にきちんとついている状態になっていればいいわけです。

    ashiura-archi

    おもしろいデータがあります。

    80年代から出現してきた、アスファルト道路を裸足でフルマラソンする人たちには、膝のトラブルを抱えてる人はいません。
    さらに、裸足で生活している世界中の人たちについても、足腰や膝の問題を抱えている人は皆無なのです。

    裸足で歩く彼らの歩き方に学んでみましょう。

    裸足で生活している人の歩き方に学ぶ

    彼らの歩き方のポイントは、つま先着地ということ、ここに解決の糸口がありそうです。

    彼らのつま先着地は、足裏の縦横方向のアーチとアキレス腱の働きが、2重・3重にバネの役割を果たして、着地時に足腰ひざへの衝撃を吸収しています。

    つま先で着地していると、かかと着地に比べ、足関節への負担が5~7割減少するらしいのです。

    実は私も、以前から、階段の昇り降りは、つま先着地をしていました。
    なぜ、そうしたかというと、何の衝撃もなく、全身の移動が実にスムーズにできたからです。

    これを、ふだんの歩き方にも応用してみました。

    靴を履いていない室内で、歩くときに、つま先着地で歩いてみたのです。
    すると、予想外にラクなのがわかります。

    しかし、ここで勘違いしてはいけません。

    「つま先着地」とは、つま先だけで歩いているのではありません。
    かかとが完全に着地しきっているのではなく、重心がかかとへと移動せずに、常につま先に残している状態のつもりで歩いてみたのです。
    すると、地面から足に伝わってくる衝撃もかなり和らいでいます。
    足裏の崩れかけたアーチが徐々に復活してくる兆しが見えてきます。

    このように足指をきちんと使うことが足裏アーチを保つ秘訣と考えられます。

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    足裏アーチの3つの役割

    足裏アーチには歩行時の衝撃を緩和させるために次の3つの役割があります。

    クッションの役割
    足裏の狭い面積に、体の全体重、全衝撃を受け止めて、和らげてくれる役割があります。

    バネの役割
    歩くだけでも、足の動きはとても複雑。
    重心移動は、かかとから足の外側→小指へ行って親指→そして親指の付け根で地面を蹴り、その反動を利用して一歩一歩が踏み出されています。足裏のアーチはこのときバネのように動いていて、重心移動や体を前に運ぶ前進力になっているのです。

    バランスをとる役割
    単に立っているだけ、何気ない道を歩いているだけというときでも、足裏は転ばないようバランスをとっています。
    電車の中で立っていることをイメージしてみるとわかりやすいと思います。
    足裏は横の動きにも縦の動きにもブレないよう転ばないよう、常に支えているのですね。

    この3つのアーチは3つセットと考えてください。
    つまり、どこかのアーチが崩れると、それによってほかのアーチにも影響が出てしまい、アーチ崩れを併発してしまうことになるのです。

    足裏をチェックしてみましょう!

    次の項目で該当するものが多いとアーチ崩れが進行している可能性があります。

    • 足の指が反らないよう意識しつつ足指を広げると、指が広げにくい。
    • 土踏まずのカーブがあいまい。
    • 足指で床をつかもうとしたとき、力がうまく入らない。
    • 指が変な方向に曲がったり、丸くなったりしている。
    • 足が疲れやすい、またはむくみやすい。
    • 足先が冷たく、乾燥している。
    • 巻き爪や爪が小さくなっている。
    •  

      よく履くヒールの靴をチェック!

      普段履いているヒールからもセルフチェックが可能です。

      【チェック1】
      靴裏の前方のどの位置が減りやすいですか?
      靴底の減り具合で3つのアーチのどこの崩れが起きているかがわかります。

      指の下あたりが減っている→横アーチの崩れ
      内側が減っている→内側の縦のアーチの崩れ
      外側が減っている→外側の縦アーチの崩れ

      【チェック2】
      靴裏のつま先部分の減り具合はどうですか?

      ボコボコしていびつな状態になっている→横アーチの崩れ

      【チェック3】
      ヒール部分はどのように減っていますか?

      内側が減っている→内側の縦のアーチの崩れ
      外側が減っている→外側の縦アーチの崩れ

      足指の状態をチェック!

      最後に足の指の状態もチェックしましょう。

      【チェック1】
      きれいにグーはできますか?
      曲げられない指があったら、指元にタコがある可能性があります。
      左右差、指の差もしっかりチェックしておきましょう。
      理想は足指が根元からきれいに内側に入れ込んだグーです!

      【チェック2】
      手を使って足指を1本ずつ反らしたとき、滑らかに反りますか?
      痛い指や感覚が鈍い指があったら、足の柔軟性が失われている証拠です。

      【チェック3】
      親指と小指の向きはまっすぐですか?
      親指が内側を向いていたら外反母趾、小指が内側を向いていたら内反小趾です。
      どちらも中指側に15度以上傾いているとその兆候があります。

      足裏アーチを整えるにはインソールがおすすめ

      足の形は人それぞれ。少しでも違和感を感じたり、靴と足に空間があるようなら、インソールをプラスして快適な靴にカスタマイズしましょう!

      靴を履きながらも足裏アーチ崩れにアプローチできる!
      お助けグッズの疲れにくい インソール を紹介します。


       

      <今回の内容を振り返ってみましょう。>

      1. 足が疲れやすい二つの理由
      2. 運動不足と足裏アーチの崩れによる全身への衝撃によるもの。

      3. 足裏アーチの構造とは
      4. 足裏は繊維状の靭帯でつながれ筋肉に支えられた、3つのアーチで成り立っています。

      5. おもしろいデータがあります。
      6. 裸足でフルマラソンする人たちには、膝のトラブルを抱えてる人はいません。

      7. 裸足で生活している人の歩き方に学ぶ
      8. 彼らの歩き方のポイントは、つま先着地ということ。

      9. 足裏アーチの3つの役割
      10. ①クッションの役割
        ②バネの役割
        ③バランスをとる役割

      11. 足裏をチェックしてみましょう!
      12. 該当するものが多いとアーチ崩れが進行している可能性があります。

      13. よく履くヒールの靴をチェック!
      14. 普段履いているヒールからもセルフチェックが可能。

      15. 足指の状態をチェック!
      16. きれいにグーはできますか?

      17. 足裏アーチを整えるにはインソールがおすすめ
      18. 靴と足に空間があるようなら、インソールをプラスして快適な靴にカスタマイズしましょう!

      あとがき

      欧米では、歩くことはとても重要な運動と位置づけられています。
      幼い頃に、体に負担のかからない歩き方を徹底的に指導されるそうです。
      しかし、日本では、幼い時に歩き方の教育を受ける人は少ないように思います。

      普段の歩き方がとても大事なのに、走ることに注目してい人が多いるのは、目的にスポーツの向上があるからです。
      お行儀よく座っているだけではもったいないですからね。

      しかし、そこが盲点なのです。走り方を学ぶにも、まず歩き方が肝心です。
      足裏アーチが整っていると、姿勢も骨格も美しく保てます。

      足の機能が正常であれば、心臓に血液を戻すポンプ機能もしっかり働き血行が良い状態でいられます。
      これが健康の原点ですよね。

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