
歩き方が、ギクシャクしている。
いつものように、2本足で交互に歩いているが、足の運びが変・・
そんなこと、感じたことありませんか?
歩き方は意識していれば改善できるものです。
しかし、こう歩かなければいけないと
堅苦しく考えることはないですよ。
歩くということは、互い違いに足を前に出していくことですから、足の運び方にヒントがあります。
ウォーキングを見てみましょう。
歩く時の左右の足を観察してみると、必ず片方の足が地面についていますよね。
もし、地面についていなかったら、歩いているわけではなく、ジャンプするか、走るしかありません。
歩くということは必ず一方の足が地面についている動作なんです。
歩き方のポイント
・しっかり一歩一歩、足を必ず地面につける習慣をつけます。
・足が地面に接する時の、重心のかけ方を意識します。
・足の運びは左右それぞれの直線上を踏むようにします。
・正しい姿勢で歩くために、少しつま先をそらすようにして歩くとつまずきません。
足の運びを考えてみよう(ローリング)
☆ローリングとは
ウォーキングでは足を一歩一歩前に出しながら進んでいく時、かかとから足裏全体で着地し、足の親指での重心移動があります。
この動作は、足の裏で地面を「こねる」ような動きとなり、一般に、この動きを「ローリング」と呼んでいます。
ウォーキングでは、かかとから足の裏全面で着地して、地面を蹴り上げ、次の一歩を踏み出すまでの重心移動や足の運び方を「足裏ローリング」と呼んでいます。
☆重心移動は親指まで行う
・重心を移動を意識しながら行っているのに、重心が親指まで移動しないうちに小指から踏み出してしまう人が多くいます。
・小指から踏み出すと、疲れやすいだけじゃなく、足や腰に負担がかかりやすくなってしまいます。
・しっかりと親指で地面を踏み出すことができると、その反動で腰が前方に押し出され、ウォーキングの姿勢が良くなるんですね!
☆地面を蹴る瞬間、足の裏が見えるくらいつま先で地面を蹴ります。
後ろ足に腰をのせるような感覚から蹴ります。
うまく足が運んでいますか?
うまく足が運んでいるか、□マークにチェックを入れて確認しましょう。
□ひざをまっすぐ自然に伸ばし、かかとから足裏全体で着地するようにします
・ひざを伸ばして歩くと、ふくらはぎやすねの筋肉もしっかりと伸びるため、歩幅が無理なく広がっていきます
□前に出した足に腰をのせ、重心を自然と前に押し出すようにします。
□両ひざの内側が軽くつくように心がけます。
・腰から前に出すようなイメージで歩きます。
・モデルさんの歩き方を見るとひざの裏が伸びています。
□前に出した脚はひざを伸ばして、かかとから柔らかく着地します。
・前から見て靴底が見えている感じで、つま先を上げるよう意識します。
(つま先から着地してしまうとスピードが落ちてしまいます)
(重心はかかとに移動します)
(重心の移動は かかと → やや足の中央外側 → 小指の付け根 → 親指の付け根 → 親指)
<終わりに>
歩き方は意識していれば改善できるものです
しかし、こう歩かなければいけないと、堅苦しく考えることありません。
なるべく正しい歩き方に近づくような気持ちを持つことが大切です。
【歩き方の注意と要点】
ひざが曲がった歩き方では、歩幅が狭くなり、
自然に足裏が地面にペタペタとつくような歩き方になってしまいます。
これでは、足裏ローリングがうまくできていない状態ですよね。
ところが、ひざを伸ばして歩くと、ふくらはぎやすねの筋肉も伸びるため、歩幅が無理なく広がって姿勢も良くなります。歩くスピードも増してきますよ。