外反母趾改善のための歩行前の知識と下準備
<睡眠時間をしっかりとる>
実は睡眠時間が不十分な人が多いよ
確かに毎日忙しいと、どうしても睡眠時間を削ってしまいがち
でも、睡眠時間は最低6時間、
いつもよりハードな運動をしたら8時間は必要だと言われているしね
健康を維持するには、体の休養も大事なんだよ
疲れが残っていると集中力が落ちて、正しい歩行にも
身が入らなくなるからね
<有酸素運動(歩行)の基本>
正しい歩行は有酸素運動にあたります
有酸素運動の基本は「ゆっくり・長く・繰り返す」ということ
英語ではLong・Slow・Distanceのそれぞれの頭文字を取って
「LSD」と言われたりもしているよ
ウォーキングは会話が出来る程度の運動なのに
十分な効果があるので、老若男女を問わずおすすめの運動だよ
さらに、スローペースでの有酸素運動は、循環機能や
脂肪燃焼機能を向上させる効果もあるので、
一見「楽な」運動をしているのに、競技能力も期待できるほどなの
<心拍数を自分で測る>
歩いていて、「きつい」とか「ややきつい」という感覚だけでは
自分の体にどれくらいの負担がかかっているのかわかりづらいよね
そこで、自分で心拍数を測る方法をご紹介するね
・手首や首筋に手を当てて測る
手首や首筋をさわって、脈が感じられるポイントを探しておく
歩行中に6秒間で何回の拍動があるか数え、それを10倍すれば
1分あたりの脈拍がわかるよ
・ハートレートモニターを利用する
体に巻きつけるバンドタイプや腕時計タイプのものなど、
いろいろあり、1万円以下のものもあるので、
心肺機能に不安のある方や本格的に有酸素系の運動をする方は
ぜひ持っておくといいと思います
<2つの呼吸法を考える>
人間の呼吸法は大きく分けると、胸式呼吸と腹式呼吸の2つがある
・胸式呼吸
胸いっぱいにー!という感じで肩を上げて息を吸い、
吐くときに肩が下がるのが胸式呼吸
たくさん空気を吸えるけど、体力を消耗しやすく
呼吸量のコントロールがしにくいという欠点があるの
・腹式呼吸
腹式呼吸は、息を吸った時にお腹がふくらんで、吐くときにお腹が凹みます
人間はリラックスしているとき、無意識にこの呼吸をしているんだよ
寝ているときに「肩で息をしている」ことはほとんどないよね
腹式呼吸の感覚をつかむには、肩を上げないように意識して、
鼻から息を吸って口から吐くようにしてみてね
腹式呼吸は呼吸の速度と量をコントロールしやすく、また、
体力の消耗も少ないので、運動と考えてする歩行は
できる限りこの腹式呼吸で行なうことが理想だよ
運動の前などに、精神統一のつもりで少しずつ練習すれば、
だんだん身についてくるよ