中途半端な体重移動の歩き方をすると小指が痛くなる?

間違った歩き方で多いもの。
それは、かかとで着地してから親指側まで十分体重が移らない中途半端な歩き方です。
意識し過ぎた体重移動
かかとからは接地しているのですが、その後の体重移動が親指方向ではなく、小指の付け根で止まっている人が多いのです。
歩行時の足裏の体重移動について、かかと→小指の付け根→親指の付け根→親指となっていますが、実際の歩行では、足の裏が地面に着いている瞬間に、このような体重移動を実践しようとすると、ほとんどが小指や中指の付け根までしか体重移動が行なえません。
この体重移動の形を意識し過ぎて中途半端になっているのです。
この直し方は簡単です。
かかとを接地してから体の重心を前方に移動するように心がけて歩けば、足裏の体重移動は自然に親指方向までしっかりと移動するようになります。
意識的に「かかと→小指の付け根→親指の付け根→親指」と考えるから体重移動ができないのですね。
かかとで着地するときは、あまりドスンとしないようにしましょう。
歩幅を広くする
やや速歩で歩幅も広くとるように歩くと、自然につま先の向きは進行方向により近くなり、歩隔(横幅)が自然に狭くなってきます。
これがロスの少ない歩き方になります。
ところが、やや速歩で歩幅も広くしているのに、つま先が外側に向いたり、歩隔(横幅)が広くなるのはおかしな歩き方なので注意してくださいね。
膝を伸ばしてまっすぐ前に踏み出すとき
膝を伸ばすといっても固くこわばって歩くのではなく、できるだけ柔らかい感じに踏み出します。
膝を曲げて歩くと、いわゆるベタ足歩きになり、足裏のローリングが十分に行われなくなって、足の指もあまり使われない傾向になるから気をつけてくださいね。
腕は自然に十分に振る
全身的な効果を考えると、腕を十分に使った方が足の動きがスムーズになる
なので、手をポケットに入れたり、手に重い物を持つウォーキングはできるだけ避けるようにすることね
不思議なんだけど、手を大きく振るだけでスピードアップするの
ウォーキングのときは堂々とやってみてね
頭は一定にさせる
頭はてっぺんにスーッと伸びて吊られているような感じをなくさないようにすると姿勢が良くなります。
必要以上に頭をグラグラ横に動かしたり、上下に揺すったりしないようにしましょう。
- 意識し過ぎた体重移動
- 歩幅を広くする
- 膝を伸ばしてまっすぐ前に踏み出すとき
- 腕は自然に十分に振る
- 頭は一定にさせる
体重移動の形を意識し過ぎて中途半端になっているのです。
自然につま先の向きは進行方向により近くなります。
できるだけ柔らかい感じに踏み出します。
手を大きく振るだけでスピードアップします。
頭は上から吊られているような感じをなくさないようにします。
あとがき
指を使わない歩き方が足のトラブルの原因となります。
足の外側にばかり体重がかかると、靴の外側の方が減りやすくなります。
これが、大変多くみられる歩き方なんです
この歩き方は、足の親指が十分使われていないことになるので、親指と関係のある内臓は
胃・膵臓・肝臓なので、消化器系の機能が低下しやすくなっています。
足の指が十分に使われていないと足だけでなく、身体の内蔵まで影響するとは驚きです。
身体は全部つながっているんですね。