
足裏が痛い。
長時間立っていたり、歩いたりすると、
足裏がだるくジンジンしてくることないですか?
もしかしたら、あなたの足は“かくれ偏平足”かもしれません。
かくれ扁平足とは?
かくれ偏平足とは
みかけは土踏まずがあるように見えるけれど、歩くと足裏のアーチが下がる足のこと。
土踏まずがつぶれてしまう「偏平足」のことです。
え~っ、だってちゃんと足裏には凹みがあるけど?
偏平足チェックをしてみよう
あなたの土踏まずにはボールペンが入りますか?
このチェックで、偏平足のカギとなる「舟状骨(しゅうじょうこつ」という骨が落ちているかどうか調べます。
舟状骨は、土踏まずの真上にある骨のことで、足の甲で“船底”のようなアーチを描いているのですが、
この骨が地面の方向に落ちてしまってアーチが崩れるのが偏平足です。
出っ張った部分が靴に当たって痛いという人もいます。
偏平足は成長期の子供に多く見られる症状ですが
大人でも、運動不足や足底の力が弱ければ、偏平足は起こります。
さらに、X脚の人は、ひざが内側に入っているので、
土踏まず部分に重心の重みがかかりやすく、舟状骨が落ちやすいのです。
一方、重心が外側にかかるO脚の人は大丈夫かというと、
筋力のある若いときは扁平足になりにくいのですが、加齢によって足底を支える力が不足してくると、重力に勝てず結局、偏平足になるケースが多いです。
足裏の筋肉の役割
足裏の筋肉は、足底のクッションの役割を果たしますが、これだけでは体重を支えきれません。
そこで、舟状骨を上に引き上げるのが、すねまでつながる筋肉です。
これらの筋肉がきちんと働いていれば土踏まずはしっかりと形成されるのですが、だらんと力を失うと偏平足になってしまうのです。
長時間立ったり歩いたりすると足裏がだるくなるのは、偏平足の代表的な症状です。
足の裏を支える筋肉が弱ると偏平足に
偏平足は、くるぶしの斜め前下側にある
「舟状骨」が地面に落ちた状態のことをいいます。
舟状骨は、内くるぶしの下の約1㎝前に指を当てて、つま先を動かすとぐりぐりと動く骨。
運動不足などで足裏の筋肉が力を失うと、舟状骨が下に落ちて土踏まずが押しつぶされ、偏平足になるのです。
扁平足になると、
土踏まずが伸びっぱなしの状態になるので、土踏まずのところのアーチが伸び縮みができなくなります。
そうなると、床や地面からの衝撃を緩和するクッション機能が働きません。
足は第二の心臓と言われるくらいのポンプ活動があるのですが、その機能が低下するので、血液循環が悪化して足が重くなったり、疲れやすくなったりするのです。
足の健康を守るには
足の健康を守るには、ランニングシューズを選択して履きましょう。
シューズは、つま先の方から靴ひもをしっかり締め、足指の先から靴先の間に1センチぐらいの余裕寸が必要です。
この余裕寸は、靴の中で足指の動きを促進するためのものです。
また、土踏まずや足の骨格やアーチ構造をサポートする市販のインソールを靴の中に入れると、足裏のアーチ構造をサポートして、足裏にかかる負担や衝撃を軽くしてくれるのでお勧めします。
家の中では裸足になり、足指だけをくねくねと前に動かす芋虫歩きをして土踏まずを支える筋力を取り戻しましょう。
以上、足裏の筋肉ってすごく大事なんですね。
次回は「扁平足は足裏の筋肉を鍛えれば治る」をお話します。
- かくれ扁平足ってご存知ですか?
- 偏平足チェックをしてみよう
- 足裏の筋肉の役割
- 足の裏を支える筋肉が弱ると偏平足に
- 足の健康を守るには
土踏まずがつぶれてしまう「偏平足」のことです。
土踏まずにはボールペンが入りますか?
足裏の筋肉だけでは体重を支えきれません。
血液循環が悪化して足が重くなったり、疲れやすくなったりします。
ランニングシューズを選択して履きましょう。
<あとがき>
シューズを購入するとき、靴のサイズは、ただ立っているだけの時に丁度良い大きさではありません。
歩いている足が着地して踏み込んだ時は体重が片足に掛かり、足自体もつぶれ土踏まずもつぶれて当然それよりも長く幅も広くなります。
その辺を考えて靴の大きさを選びましょう。
靴やシューズは大事な足を支える道具の一つです。
ですから、足の変化を靴側でなるべく吸収しやすいように、革や布でできているんですね。
ありがたいです。