痛い!うおの目って何故できるの?

うおの目ができたことはありますか?
最近、足の裏に何かがくっついているみたいで
歩くと床にぶつかってとても痛いの。
最初、床に何か落ちているのかと思ったら、
なんと、自分の足の裏に何かできている!
足の裏を見たら、「うおの目」!
いつの間にか、足の裏に堅い部分がある!
「え~っ、なんで?」
皮膚が厚くなってできるタコじゃなくて、
芯みたいなものがあるので、これは俗に言う「うおの目」だ。
心配なので、調べてみた。
うおの目は、足の裏の皮膚が厚く角質化しただけならまだいいんだけど、
角質化した部分の真ん中に芯ができると「うおの目」になる。
その芯が皮膚の深い部分にまで入りこんでしまうので、
神経にさわって、歩くたびにとても痛いの。
うおの目ができる原因って何だろう?
自分の歩き方を思い出して考えた。
やっぱり日常の動作なのか・・・
<うおの目の原因>
1.靴が合わない
2.歩く姿勢が悪い
3.歩き方がヘン
足裏の同じ箇所に体重がかかって、
その負担がかかった箇所にうおの目ができてしまう。
たとえば、小さくて足に合わない靴を履いていると、
足の皮膚が圧迫されます。
指同士には摩擦が起こります。
そして、足の皮膚はそれから守ろうとして固くなって、
うおの目、又はタコの出来上がりです。
また、外反母趾の人は、親指の付け根が痛いため、
その痛みを避けるため、自然と小指付近に体重をかけがちです。
体重の負荷が偏ってしまうため、うおの目を作ってしまうわけ。
<タコとうおの目は基本的には同じもの>
歩く時、足の指を使って歩いていますか?
いつのまにか、指は縮こまって、
指の付け根を地面に打ち付けて歩いていませんか?
指を浮かせて歩く「浮き指」や
親指の付け根が痛くて足をねじって歩く「外反母趾」の人は、
指の付け根を地面に打ち付けすぎて、
薄い皮膚だけでは衝撃を守ることができなくなります。
そこで、足裏の皮膚は中の骨を守ろうとして、タコ(角質層)ができるんですね。
このメカニズムがゆっくり進んだ場合は、タコになるんだけれど、
タコが厚くなり、皮下に到達してしまうと、
その部分の皮膚呼吸ができなくなります。
足の裏は、皮膚呼吸ができなくなってはたまりません。
そこで、呼吸をするための腺(芯)ができるの。これがうおの目。
うおの目にある芯は、タコが進み皮膚呼吸するためにできたものだったのね。
次回は、うおの目対策を考えてみます。