
足の指がつることありませんか?
それも、親指以外の指8本が全部固まってしまいます(ノ_・。)
または靴を履こうとして、足指を丸めたら急に足の指がつった!
ちょっとした体勢でも指がつりそうになるので、私は直前の動作に戻ることにしています。
足の指ががつるという経験はほとんどの人が体験していると思います。
指が急に固くかたまってしまい、突然襲う痛みにはびっくりしてしまいますよね。
なぜ、足の指がつるのでしょうか。
靴の中で足指に力が入った途端、指がつる
歩いていて、靴がちょっとでもゆるいと、
靴がぬげないようにと、指に力が入ります。
すると、本人の意志とは関係なく必ず足の指8本(親指以外)全部が土踏まずにかけてつる!
歩いている最中につってしまうと、
治まるまでじっとしていなくてはならないので格好悪いし、
なんてったって辛い・・・
何故、こんなに指がつりやすくなってしまったんだろう・・
足が「つる」という現象は、「こむらがえり」で“ふくらはぎ”が代表的ですが、
今回は足の指に焦点を当てて、考えてみたいと思います。
足指が「つる」状態とは
足指が「つる」という状態は、急に土踏まずの痛みとともに足指が固まった状態です。
本人の意思と関係なく、痛みをともなって急に起こるので、思わず息が止まり、うめき声が出てしまうほどの衝撃です。
「つる」には、何らかの原因があるはず。
原因を調べてみました。
病気が原因の場合もあると思います。
しかし、まず医療にお世話になる前に、自分でできることはないか、考えてみました。
病気以外で考えられる6つの原因
- 筋肉疲労
- 栄養バランスの乱れ
- 血行不良や冷え性
- 薬の副作用
- 靴と歩き方による
- 人体の成長過程にある靴の選び方の間違い
普段より、仕事や運動などで筋肉を使い、一時的に筋肉と神経の連携に支障をきたすことがあります。
足の指まで十分な栄養が行き渡らないため、筋肉が疲れると、足の指での痙攣が最も生じやすくなるのです。
カルシウムやマグネシウムなどの電解質は、筋肉の伸縮を調整する役割があり、
水分不足により、その電解質のバランスが悪いと、筋肉が正常に機能しなくなることがあるんです。
運動後、大量に汗をかいて栄養のバランスが乱れたり、食生活の乱れや十分な水分補給ができていない場合も考えられます。
足が冷えて血行不良になると、足の指まで十分な栄養が送られず、電解質が不足して、筋肉が機能障害を起こします。
高血圧の人が飲む、血圧を下げる薬の影響による。
血圧が下がりすぎると、筋肉の働きに重要な電解質が足の指まで供給されなくなることがあります。
高血圧の薬は、血圧を下げるための薬です。
薬の種類を変えても、足指がつるという副作用は改善されない可能性があります。
自己判断で服用をやめたりせず、医師に相談してみましょう。
足のサイズよりゆるい靴を履いていて、ほとんど指を使わずに歩いています。
つまり、指を使わないので、足裏の筋肉を弱めるという悪い歩き方になっているのです。
その歩き方を後ろから見ると、まさにペンギン!ペンギンのように、ペタペタ歩いていたら、指の機能は衰えるばかりなんですよね。
通常、人間は足の指で蹴って前へ進みます。
ところが、足指の付け根だけで蹴り、足の蹴りに指を使っていないのです。
あなたの子供の頃を思い出してください。
子どもの頃から成長するにつれて、だんだんと靴のサイズは大きくなっていきます。
ですから、いつも履く靴は、足が大きくなることを見越してのちょっと大きめのサイズ。
足に合うはずもないゆるい靴を履いての登校。
そのままの延長で、今では、とっくに足の成長は止まっているのに、ゆるめの靴を履くことに慣れてしまっています。
「そうか、靴が足に合っていないまま、靴が脱げそうになるので、ずるずる靴をひきづりながら歩いている・・。」
靴が脱げそうなので、足指に力を入れ靴の中で指を折って脱げないように歩く。
これじゃ、指は疲れるし、足指がつって、警告しているんですよね。
足の指がつる根本の原因とは
足に合わないゆるめの靴を履いているので、靴が脱げないように足指で踏ん張って靴を支える‥
これが“浮き指”という新たな足の障害となるのも知らずに・・(´゚д゚`)
ペタペタ・・・づるづると、ペンギンのように歩いていたのです。
また、足が疲れてくると、血行が悪くなる。
すると、足が冷えてくる。
そして、指がつりやすくなる。
だから、お風呂に入って足を温めて血行を良くするのはいいことなんです。
足の指がつる原因を解消するには
外反母趾という症状がまだ見えていない足だったら、下記の改善方法をおすすめします。
ずいぶんと良い状態の足になること間違いなしです!
- (指に力を入れずに履ける)足にフィットした靴を履く
- 意識して指で蹴る歩き方をする
- 猫背にならないように数メートル先を見て歩く
病気が原因の場合もある
一時的な筋肉疲労や栄養不足であれば、休息や食生活の改善などで解決します。
しかし、それでも繰り返し足の指がつるという場合は、病気が原因となっている可能性があります。
ここでは、代表的なものを1つ紹介します。
- 糖尿病
足の指がつるという症状の他に、喉が渇いたり、手足がしびれたりする場合、糖尿病の可能性があります。
また、糖尿病の合併症の1つで、糖尿病神経障害というものがあります。
これには、手足のしびれや感覚異常、足がつる、という症状があります。
この場合、一時的な筋肉の痙攣ではなく、運動神経の障害ですので、原因となっている糖尿病の治療が必要です。
足の指がつった時の対処法
足の指がつる原因は様々であるということがわかりました。
では、つってしまったら、どのように対処したらよいでしょうか。
まず、収縮している足指を伸ばしてあげるのが一番ですが、このとき、痛みもありますので、ゆっくりと伸ばしていきましょう。
無理に伸ばしてしまうと筋肉の断裂などの危険もあります。
病気が原因であっても、足がつった時の痛みを和らげる対処法は同じです。
- 靴の中で足指に力が入った途端、指がつる
- 足指がつる状態とは
- 病気以外で考えられる6つの原因
- 足の指がつる根本の原因とは
- 足の指がつる原因を解消する
- 病気が原因の場合もある
- 足の指がつった時の対処法
本人の意思と関係なく、急に足指が収縮して固まります。
足指が「つる」という状態は、急に土踏まずの痛みとともに足指が固まった状態です。
① 筋肉疲労
② 栄養バランスの乱れ
③ 血行不良や冷え性
④ 薬の副作用
⑤ 靴と歩き方による
⑥ 人体の成長過程にある靴の選び方の間違い
ゆるめの靴を履いているので、靴が脱げないように足指で踏ん張って靴を支える‥
① 足にフィットした靴を履く
② 意識して指で蹴る歩き方をする
③ 猫背にならないように数メートル先を見て歩く
喉が渇いたり、手足がしびれたりする場合、糖尿病の可能性があります。
収縮している足指をゆっくりと伸ばしてあげる
病気が原因であっても、足がつった時の痛みを和らげる対処法は同じ
<あとがき>
足の指がつる原因は様々です。
筋肉疲労・栄養バランスの乱れ・冷え性による血行不良などの原因で起こるのは一時的なものです。
この場合は、医療機関の受診の必要はなく、普段の食生活の改善や入浴などで、血行をよくする工夫をしましょう。
また、幼い頃からの自分の靴サイズの大きさの変化が、いつの間にか自分の足を疲れさせていたんですね。
足の成長は大人になれば止まっているのに、まだまだ大きくなるかも・・と、余計な勘違いをしていました。
靴の中で両足の指が必死に靴を支えています。悲鳴をあげながら・・
なんという、足に可哀想なことをしていたのでしょう!
靴を支えている折れた指はいつの間にか“浮き指”になっています。
身体を支える大事な足。
足指の悲鳴の意味がわかるようになったら、足はだんだん健康に向かっていくことでしょう。^^