
足の指がつるときの体の状態は健康体でしょうか。
本人は健康だと思っていても、寝不足だったり、疲れが残ったりしていませんか?
疲れをとるための足指の伸びで指がつる!
いわゆる、ふくらはぎが痙攣する“こむら返り”ではありません。
足指がつるんです。
足がとても疲れていて、靴を脱いだあとに、疲れを癒やすために足指の伸びをしたつもりだったのに・・・
必ずと言ってよいほど、
足の指8本(親指以外)全部が土踏まずにかけてつる!
「あっ、つってしまう!)。。。あわてて伸びをやめる。
だから、ちっとも疲れがと取れません・・
まるで、アクビをしかけて途中で止められたみたいです。
歩いている最中に足の指がつる
どんな状態でも、足の指がつることがあります。
歩いている最中に足の指がつってしまいました。
指のつりが治まるまでじっとしていなくてはならないので格好悪いし、
なんてったって痛いし辛い・・
足の指がつったときの解消法はひたすらじっとしているしかないのだろうか。
なぜ、足の指がつるのか考えてみた。
普段の歩き方が良くない
素足で板の間を歩いてみてください。
あなたの歩き方はどうですか?
自分の歩き方を見てみよう
自分の歩き方を見ると、足指の付け根で蹴っていて、足の指で蹴っていません。
ペタペタと足裏が板にくっついてしまいそうになりながら、ペタペタ歩きをしていることが分かります。
蹴りに指を使っていない。
つまり、足の指は動くのに、指はほとんど足の付属品状態。
指の蹴りがないので足裏の筋力が落ちているのです。
いつからこうなってしまったんだろう?
子どもの頃から成長するにつれて、だんだんと靴のサイズは大きくなっていった。
子どもの頃、いつも履く靴は、足が大きくなることを見越してのちょっと大きめのサイズ。
そうだ、足のサイズよりいつも5ミリ大きいサイズの靴を履いていたのです。
ぶかぶかのゆるい靴を履いて登校
ぶかぶかのゆるい靴を履いて登校していた‥自分。
もうとっくに足の成長は止まっているのに、ゆるめの靴を履くことに慣れてしまっている。
そうか、靴が足に合っていないまま、脱げそうになるのを靴をひきづりながら歩く。
靴が脱げそうなので、指が靴の中でふんばっている歩き方をしている。。
これじゃ、指は疲れるし、足の指がつるのもわかるというもの。
足の指がつる変な歩き方
足に合わない靴を履いて、ペタペタ・・・づるづると、変な歩き方をしていたのです。
気が付いたのですが、足が疲れていて、さらに冷えていると指がつりやすい。
だから、お風呂に入って足を温めて血行を良くするのはいいことなんですね。
現代人の多くは足指を使わずに歩いている
今、歩き方に迷っている人はたくさんいます。
「悪い歩き方が健康や美によくない」ということを感じ取っているからなのです。
足裏のバランス力は、かかとと指の付け根と足の指の3点を使っています。
ところが、現代人の多くは外反母趾や浮き指などが原因で足裏に歪みがあるため、足指にふんばる力がなく、指をほとんど使わずに歩いているのです。
足指がふんばれていないということは、かかとと足指の付け根だけを使った2点歩行となり、重心がかかとに移動してしまったり、身体を支える範囲が狭くなったり、左右の足で均等にバランスが取れず身体に歪みをつくってしまいます。
私たちが住む地球環境は、重力の上に成り立っています。この「重力」という最大の負担に対して、休むことなく2本の足で効率よく誰に教えられるでもなく自然に調和を保っているのが、二本足歩行の人間です。
その「重力との調和」を最も多くコントロールしているところが、体表面積の1%にも満たない「足の裏」なんです。
「美を追求していくと健康にたどりつき、健康を追求していくと足裏のバランスにたどりつく」とも言われる所以ですね。
良い状態の足になる改善方法
足のサイズに合った靴を履きましょう。
- 足のサイズを測ってもらい、足に合う靴を履く
- 意識して指で蹴る歩き方をする
- 姿勢よく、猫背にならないようにさっそうと歩く
- お風呂に入って足を温めて血行を良くする
- 疲れをとるための足の伸びで指がつる!
- 歩いている最中に足の指がつる
- 自分の歩き方を見てみよう
- ぶかぶかのゆるい靴を履いて登校
- 足の指がつる変な歩き方
- 現代人の多くは足指を使わずに歩いている
- 良い状態の足になる改善方法
ふくらはぎが痙攣する“こむら返り”ではありません。足指がつるんです。
歩いている最中に足の指がつってしまいました。
自分の歩き方を見ると、足指の付け根で蹴っていて、足の指で蹴っていません。
足の成長は止まっているのに、ゆるめの靴を履くことに慣れてしまっている。
足に合わない靴を履いて、づるづると、変な歩き方をしていたのです。
かかとと足指の付け根だけを使った2点歩行となり、バランスが取れず身体に歪みをつくっています。
足のサイズに合った靴を履きましょう。
<あとがき>
“足がつる”と嘆いているだけではしかたない。
なぜそうなるのか、原因をさぐってみたら、
サイズが合わない靴の中で足指が一生懸命ふんばっていることに気が付きました。
なんて可哀想な足だったんでしょう!
足指は必死に靴に合わせようとしていたんですね。
自分の足に合う靴のサイズってすっごく大事です。
あなたは大丈夫ですか?
こどもの頃の習慣で、大きめの靴を履いていませんか?
足のために、今一度考えてみなければなりません。