外反母趾を気にするなら自分の靴を見直そう|すり足歩行の恐怖

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あなたの靴は足の大きさに合っていますか?
子供の頃からずーっと適当に足に合わせて、靴を選んでいませんか?

日本の住宅事情ですと、靴を脱いだり履いたりする機会が多いです。
みんなで集まる居酒屋さんでも、靴を脱ぐところが多く、
また靴を脱ぐとホッとするのも確かです。

でも、この脱ぎ履きの多い靴、
ほとんどの人が大きすぎる靴を履いています。

歩き方がヘン?

足の外見も親指の付け根が出っぱってきました。
その出っ張りが気になって
ちゃんと歩いていないようです‥

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大きすぎる靴は足にダメージを与える

大き過ぎる靴は、遊びの空間がありすぎるため、
歩いているうちにズズズーッとつま先の方にずって動いてきています。

すると、無意識に、
靴が脱げないように指で踏ん張るので足がとても疲れます。
指で踏ん張る⇒浮き指
になっているんです。
さらに良くないのは、
指で踏ん張ることが原因となって体のバランスが崩れ、重心が後ろへと後退することです。

当然、かけっこをしても前に進まないし、指が外反母趾予備軍になっています。

特に被害者は足の成長に影響が大きい子どもたちです。
子どもは成長とともに足が大きくなるという最もな理由で、大きめの靴を履かされています。

ゆるい靴は、指を使わないで足関節だけで歩こうとすると、すぐに脱げてしまうため、すり足になります。

すり足で歩く子どもの増加の恐怖

結果的にすり足で歩く子が増え、
そのまま大人になっていくのはとても怖いです。

すり足で歩くということは、サンダルやスリッパで歩くのと同じ
足首を固定したまま歩く状態になっているんです。

指を使わない間違った歩き方

足首を固定して歩くということは、
足の指はほとんど使っていないということです。

そうすると、つま先を上げる役割がある筋肉を鍛えることができないので、だんだんと力が弱くなり、
筋肉は硬くなってしまうのです。

すると、それが負のスパイラルとなって、
さらに足首を上げることができなくなって
完璧な、すり足歩行のできあがり‥(・o・)

すり足で歩くと、全身の血流も悪くなる

すり足で歩いていると、全身の血流も悪くなります。
なぜなら、足首を使わなくなると、ふくらはぎの筋肉が弱まってくるからなんです。

大事な「ふくらはぎ」の役目とは

心臓から送り出されてきて足に回ってきた血液を、また心臓に送り返す源は「ふくらはぎ」の役目です。

ところが、すり足で歩いていたら、ふくらはぎのポンプが弱まってしまうのです。
全身の血行を考えても、すり足は良くないし、
元をたどれば、大きすぎる靴が良くないんです。

余談ですが、足の血行が悪くなり、
ふくらはぎのポンプの力が弱まるということは
こんなところに、足がつる原因があるということなんです。

健康的にさっさと歩くという意味では、足にフィットした靴は必須条件。
靴と足を一体化させるつもりで
足にフィットした靴を選ぶようにしましょう。

<例外は外反母趾の人>
あまりぴったりした靴は、痛くて歩くことができません。
もちろん遊びがありすぎてもいけないけれど、きつくてもいけない((*>д<*)) 靴屋のシューフィッターさんに相談しましょう。 体の重心バランスが整えば、自然といい歩き方になってきますから。

今回の内容を振り返ってみましょう。

  1. 歩き方がヘン?
  2. ちゃんと歩いていないような気がします‥

  3. 大きすぎる靴は足にダメージを与える
  4. 重心が後ろへと後退する。

  5. すり足で歩く子どもの増加の恐怖
  6. 足首を固定したまま歩く状態になっている。

  7. 指を使わない間違った歩き方
  8. つま先を上げる役割がある筋肉を鍛えることができない。

  9. すり足で歩くと、全身の血流も悪くなる
  10. ふくらはぎの筋肉が弱まってくるから。

  11. 大事な「ふくらはぎ」の役目とは
  12. 血液を、また心臓に送り返す源は「ふくらはぎ」の役目です。

<あとがき>

両親は、「すぐ成長してしまうから」と、節約の意味で、大きめの靴を選んだのでしょう。
靴が足に大きなダメージを与えるとは考えもしていなかったでしょう。

私も、「もったいないもんね」なんて、単純に考えていました。
でも、それが大きな間違いだったんですね。

ずるずる引きずって歩く運動靴(スニーカー)のおかげで、運動会のかけっこはいつもビリ。

大き過ぎる靴はこんなところにも弊害を呼ぶんです。

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