靴の中に小石が入るのは何故?

痛い! 靴の中に小石が・・
ウォーキング途中や普通に歩いている時、シューズの中に突然小石が入ることがありませんか?

そのまま歩いていれば小石が靴の奥に移動するという人もいるけれど、痛いし、気になって歩く姿勢も悪くなる。

靴の中に石が突然入るのは何故なの?

靴を跳ね上げたときに小石が入るのだと思うけれど、足と靴の間の狭い所に、なぜこんなにタイミング良く小石が入るのか?

調べてみると、
特に通気性のない革靴だと、ふいご作用という現象が起こりやすく、歩く度に靴の中に換気されている状態が起こります。それで、小石が吸い込まれるらしい。

“ふいご”とは

“ふいご”は気密な空間の体積を変化させることによって空気の流れを生み出す器具。

同様の構造をもつ送風装置はさまざまな用途で用いられていて、とくに楽器の分野に多く見られます。
リードオルガンの足踏み式のふいごや、アコーディオンもふいご作用で音が出る仕組みです。

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つまり、足を踏みしめた時に空気を押し出し、かかとを蹴り上げた時に空気を吸い込む、その時に、小石も一緒に吸い込むのだそうです。

<小石が入るのは通気性のない革靴に多い>

この現象は、通気性のない革靴に多く、通気性が良いズック靴やジョギングシューズではあまり起こらない。
しかし、私の場合、通気性の良いスニーカーなのに起こってしまいます。(ノ_・。)


なぜ、通気性の良いスニーカーに小石が入るのか

なぜ、通気性の良いスニーカーなのに小石が入るの?

それは靴の履き方にあるのです。
スニーカーには足にフィットするように靴紐がついていますよね。
あなたは、スニーカーに足を滑り込ませたあと、きちんと紐を結び直していますか?

「あっ」
思わず、私は声をあげてしまいました。

なんという怠慢でしょう。
面倒くさいので、足がスッと入るように靴紐は緩めで、結び直すこともしていません。

スニーカーの靴紐は必ず結び直そう!

思い返してみると、スニーカーの脱ぎ履きが楽なので、靴紐を結び直さないで履いています。

やはり、足にぴったりするように、スニーカーを履く度に紐を結び直さなければいけません。

通気性が良いと思っても、小石はちょっとした隙間から“ふいご作用”で入り込んできます。

そういえば、プロテニスプレーヤーの錦織圭さんも、
試合直前には必ず、かかとをトントンしてから
紐を結び直しているではないですか!

おお(*_*; 反省です。

15.1.12靴の中に小石が入るのは何故?

小石が入る原因として、以下にまとめてみました。

靴の中に小石が入る原因

  1. 足を踏みしめた際の靴のふいご作用で起こる
  2. スニーカーの紐が緩んでいる


靴の中に小石が入りにくくなる方法

  1. 革靴もなるべく通気性の良いものを履くこと
  2. 靴を履く時は常に足にフィットさせること

靴を履く際に大事なのは、常に足にフィットさせて履いておくことなんですね。

分かっていそうでやらない対策かもしれません。
それで足が痛いなんて、自業自得ですよね。

今回の内容を振り返ってみましょう。

  1. 靴の中に石が突然入るのは何故なの?
  2. ふいご作用で、歩く度に靴の中に小石が吸い込まれるらしい。

  3. “ふいご”とは
  4. 空間の体積を変化させることによって空気の流れを生み出す器具。

  5. なぜ、通気性の良いスニーカーに小石が入るのか
  6. スニーカーを履いたあと、きちんと紐を結び直していますか?

  7. スニーカーの靴紐は必ず結び直そう!
  8. 足にぴったりするように、スニーカーを履く度に紐を結び直さなければいけません。

  9. 靴の中に小石が入る原因まとめ
  10. 靴のふいご作用とスニーカーの紐のゆるみ

  11. 靴の中に小石が入りにくくなる方法
  12. 靴は常に足にフィットさせて履く。

<あとがき>

靴も足にフィットさせない履き方をしていると、中の足は小石だけでなく、様々な障害をもたらします。

革靴ですと、靴擦れが起こったり、痛みをかばおうとして変な歩き方になったりと悪いことづくしです。

常日頃履いている靴であるからこそ、足にフィットするものを履きましょうね。

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